2021-05-31 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
二〇二一年度の健保組合財政の見通しは、コロナ禍により、より厳しいものになっております。 加入者への医療給付費、この動向が不透明な中で、高齢者医療への拠出金、これは約千三百億円増加する見込みです。一方で、賃金水準の低下により保険料収入は二千二百億円程度減少し、更なる財政悪化が懸念されます。全体として経常収支の赤字総額が拡大をし、赤字組合数も全体の八割にまで増加をする見込みでございます。
二〇二一年度の健保組合財政の見通しは、コロナ禍により、より厳しいものになっております。 加入者への医療給付費、この動向が不透明な中で、高齢者医療への拠出金、これは約千三百億円増加する見込みです。一方で、賃金水準の低下により保険料収入は二千二百億円程度減少し、更なる財政悪化が懸念されます。全体として経常収支の赤字総額が拡大をし、赤字組合数も全体の八割にまで増加をする見込みでございます。
二〇二一年度の健保組合財政の見通しは、コロナ禍により更に厳しいものになっております。加入者への医療給付費、いわゆる法定給付費の動向が不透明な中で、高齢者医療への拠出金が約千三百億円増加する見込みです。一方で、賃金水準の低下により保険料収入は二千二百億円減少し、更なる財政悪化が見込まれております。全体として、経常収支の赤字総額が拡大し、赤字組合数も全体の八割にまで増加する見込みでございます。
コロナの影響は、失業等による従業員の減少、賃金水準の低下によって、サラリーマンの健康保険の健保組合財政を逼迫していると思います。 健保組合を維持していくという方針はよろしいんでしょうか。
したがって、今回の保険料の納付猶予の状況を把握するとともに、健保組合財政個々の状況についてしっかり見極め、必要があればそれに対する対応を考えていきたいというふうに思っております。
今後の議論の中で、健保組合財政への影響を見きわめながら、必要な検討を行っていきたいと思っております。 また、任意継続被保険者制度の見直しについては、これまでも医療保険部会で議論してまいりました。退職者に対する国保と被用者保険の適用範囲に係る課題があります。この見直しに伴う保険者への財政影響も考慮しながら、しっかりと検討を進めてまいりたいと思います。
それから、健保組合の経常収支ということで見ますと、ここ数年黒字で推移しているというような状況でございますので、健保組合財政に、何といいましょうか、ここへ来て急激に悪化しているというような状況ではないというふうに見ております。
ただ、他方、健保組合全体の最近の財政状況については、赤字組合の割合は減少傾向にあり、また、保険料率の伸びも鈍化をし、また、義務的経費に占める高齢者医療への拠出負担割合の伸びは横ばいないし漸増で推移しているということで、健保組合財政がここに来て急激に悪化をしているという状況ではないというふうに思いますが、ただ、これから、急速な高齢化や医療の高度化によって毎年医療費が増加をしております。
○山本博司君 是非ともこの健保組合、財政大変厳しい状況の部分ございますので、そうした軽減策、お願いを申し上げたいと思います。 次に、国保の財政状況についてお伺いをしたいと思います。 今回の改正におきまして、前政権で行っておりました国保の財政支援措置の延長がなされているわけでございます。
堀委員御指摘のとおり、健保組合、財政状況は極めて厳しい状況にあるということはよく承知をしておるわけであります。今、委員からもお話がありましたけれども、平成十三年度予算で五千億に近い赤字が見込まれるという御紹介もいただきましたけれども、大変厳しいという状況にあるというふうに認識をいたしております。
健保組合財政が赤字なら、さらなる自助努力で被保険者から保険料をもっとたくさん取れという論理が政府の「拠出金」制度に込めたねらいである。財政破綻が深刻な健康保険組合のうちすでに一九八組合が保険料引き上げで応急措置を取らざるを得なくなっている。しかし、賃上げが抑制され賃金破壊が進む被保険者に、保険料の引き上げを容認する余地はない。
一方、加入者按分率の引き上げに伴う老人医療費の負担は、健保組合財政を圧迫し、その根幹を揺るがしつつあります。 国は、国民的課題であります老人医療費の負担問題に対し、もはや負担を惜しむべきではないのであります。政府は、速やかに一部負担の引き上げを圧縮し、スライド制導入を撤回するとともに、老人医療費すべてに対して公費負担を引き上げるべきであると考えます。
その最大の原因は老人医療費の急増でありますけれども、老人保健法というものが改正されて、昭和六十一年度から加入者按分率が引き上げられ、ことしで三年目になるわけでありますが、各被用者保険財政、特に健保組合財政への影響というものを厚生大臣はどのように認識されておるのか。